既知の不具合

Windows Server 2022で企業向けのWindows Hello for Businessの証明書更新問題の修正を提供する例外更新プログラムKB5082314が公開

本記事は企業や組織のサーバー管理者を対象としています。2026年3月2日、Windows Server 2022向けに例外更新プログラムKB5082314が公開されました。特定のADFS構成においてWindows Hello for Businessの証明書更新が失敗する問題を修正します。一般の家庭用PCユーザーに導入の必要はありません。

本情報は企業や団体のIT管理者に向けたものであり、一般の個人向けパソコンには影響しません。マイクロソフトは2026年3月2日、Windows Server 2022を対象とした臨時更新プログラムKB5082314(OSビルド 20348.4776)を配信しました。本更新では、ADFSを活用したWindows Hello for Business環境で証明書更新が行えなくなる不具合に対処しています。ただし修正機能の有効化にはグループポリシー設定が必要となるため、適用手順の確認が推奨されます。

対象日2026-03-02

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今回の要点

  • マイクロソフトは2026年3月2日に、Windows Server 2022を対象とした例外的な累積更新プログラムKB5082314を公開しました。[1]
  • 特定のADFS環境において、Windows Hello for Businessのユーザー認証証明書が更新できなくなる不具合を修正しています。[1]
  • この不具合修正はKIRによって既定で無効化されており、更新適用後にサポート経由で入手するグループポリシーでの有効化手順が必要となります。[1]
  • 入手手段はMicrosoft Update Catalogのみとなっており、一般的な家庭用パソコンや個人ユーザーには影響がない企業向けの内容です。[1]

具体的に改善されたこと

  • ADFSを利用したWindows Hello for Businessの証明書運用環境で発生していた証明書更新の動作不良が解消されます。[1]
  • 2026年2月10日のセキュリティ更新プログラムKB5075906に含まれていた各種累積的なセキュリティ修正や品質改善が引き続き含まれています。[1]
  • Windows更新プログラムを適切に導入および処理するための基礎コンポーネントであるサービススタック(SSU)の信頼性が向上します。[1]

確認されている不具合・注意点

  • WSUS(Windows Server Update Services)において同期エラーの詳細が表示されない既知の問題が継続して発生しています。[1]

影響を受ける可能性がある方

  • Windows Server 2022上でADFSとWindows Hello for Businessを組み合わせて運用している組織のシステム管理者が対象です。[1]

安全に確認できること

  • 証明書更新の問題が発生している影響下のADFSサーバーに対して、Microsoft Update Catalogから本更新を入手して適用を検討してください。[1]
  • 修正機能を有効化するには、法人向けMicrosoftサポートへ連絡して専用のグループポリシーを入手し適用してください。[1]

いったん避けたいこと

  • 個人用PCやADFSとWindows Hello for Businessを連携させていない一般的なサーバーに対して不要な手動適用を行うことは避けてください。[1]

用語をかんたんに説明

ADFS(Active Directory Federation Services)
複数のシステムやサービス間でユーザー認証情報を安全に連携・共有するためのWindows Serverの機能です。
Windows Hello for Business
パスワードを使わずに顔認証や指紋認証、PINコードを用いて組織のネットワークへ安全にログインする仕組みです。
KIR(Known Issue Rollback)
更新プログラムの適用によって生じた問題や特定の修正機能を、安全に制御・無効化または有効化するための仕組みです。

参照元

  1. 公式 Microsoft Support:March 2, 2026—KB5082314 (OS Build 20348.4776) Out-of-band | Microsoft Support

確認日時:2026年8月31日 02:08(日本時間)