公開日
対象Microsoft / Windows
確認状況公式情報を確認
Windows 11 26H1がプリインストールされた新しいパソコンなどをお使いの方に向けて、Microsoftが2026年4月14日に配信した更新プログラムKB5083768(OSビルド 28000.1836)の内容を解説します。今回のアップデートでは、Secure Boot証明書の更新によって発生していたBitLocker回復画面のトラブルが解消されました。さらに、リモートデスクトップ接続時のセキュリティ保護の強化や、ネットワーク通信機能の信頼性向上が含まれています。
対象日2026-04-14
情報区分公式情報を確認
今回の要点
- Secure Bootの更新を実施した後に、パソコンがBitLocker回復画面になってしまう不具合が改善され、安全に起動できるようになりました。[1]
- リモートデスクトップファイルを開く際に、接続設定が事前に一覧表示されるようになり、なりすまし攻撃の危険から身を守る保護機能が強化されました。[1]
- QUIC上のSMB圧縮機能を使った通信の信頼性が上がり、処理の途中で応答が途切れてタイムアウトになる現象が起きにくくなりました。[1]
- Windowsセキュリティアプリの中で、Secure Boot証明書の更新状態をバッジや通知を通じて簡単に確認できる仕組みが追加されました。[1]
具体的に改善されたこと
- Secure Boot更新後に端末が誤ってBitLocker回復モードに入ってしまう問題が解消され、システムの起動における安全性が高まりました。[1]
- QUICを介したSMB圧縮通信の完了処理が改善され、タイムアウトの発生が抑制されてネットワーク越しのデータ転送が安定して行えます。[1]
- リモートデスクトップ接続ファイルを開いた際に、要求された設定が既定でオフの状態で表示され、フィッシング攻撃に対する安全性が向上しました。[1]
追加・変更された機能
- Windowsセキュリティアプリの「プライバシーとセキュリティ」画面で、Secure Boot証明書の更新状況を通知やバッジで確認できるようになりました。[1]
確認されている不具合・注意点
- 画面倍率が異なる複数のモニターを使用している環境でリモートデスクトップの警告画面を開くと、文字が重なったりボタンが見切れたりする不具合があります。[1]
影響を受ける可能性がある方
- Windows 11 26H1が搭載された新しいパソコンやデバイスを使用して日常の作業を行っているすべてのユーザーが対象となります。[1]
安全に確認できること
- Windows Updateを実行して最新の累積更新プログラムを適用し、システムの安全性とネットワークの安定性を最新状態に保ちましょう。[1]
- リモートデスクトップ接続ファイルを利用する際は、表示された接続設定の内容をしっかり確認してから接続を開始するようにしてください。[1]
いったん避けたいこと
- 表示画面に文字の重なりなどの不具合がある場合でも、内容を確認せずに警告画面のボタンを不用意にクリックし続ける行為は避けましょう。[1]
用語をかんたんに説明
- Secure Boot
- パソコンの起動時に不正なプログラムが読み込まれないように保護し、安全なシステムだけを立ち上げるセキュリティの仕組みのことです。
- BitLocker
- パソコン内のデータを暗号化して保護する機能です。セキュリティ上の変化を検出した際に、キーの入力を求める回復画面が表示されることがあります。
- リモートデスクトップ
- 離れた場所にある別のパソコンの画面を手元の端末に表示させ、遠隔で操作できるようにするネットワーク機能のことです。
参照元
確認日時:2026年8月31日 02:08(日本時間)