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対象Microsoft / Windows
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Microsoftは、組織で管理されているWindows 11 23H2のパソコンを対象に、セキュリティ更新プログラムKB5093998を配信しました。本更新では、2026年4月の更新後に一部の端末でBitLockerの回復画面が表示される不具合が修正されています。さらに、Secure Boot証明書を安全に受け取るための機能改善や、証明書の自動更新の信頼性を高める対策も組み込まれています。本記事は企業や組織の管理端末に向けた修正内容と注意点を分かりやすく説明します。
対象日2026-06-09
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今回の要点
- 2026年4月以降に一部の端末で発生していた、ブートファイルの更新後にBitLocker回復画面が表示される問題がKB5093998で修正されました。[1]
- Secure Bootの新しい証明書を自動受領できる端末の判定精度が向上し、段階的な配信の対象範囲が広がりました。[1]
- モバイルデバイス管理(MDM)や構成管理に登録された端末において、証明書の同期や更新の信頼性が改善されました。[1]
- エクスプローラーの検索機能が強化され、中国語のテキストやBOMなしUTF-8形式のファイル名が分かりやすく表示されます。[1]
- セキュリティ強化に伴い、ダウンロードファイルなどでフォルダのアイコン変更や日本語名表示が反映されない既知の現象が発生する場合があります。[1]
具体的に改善されたこと
- TPMの構成設定に不整合がある環境で、ブートファイル更新後にBitLocker回復画面へ遷移してしまう現象を修復しました。[1]
- 二重登録された管理端末において、管理サーバーとの同期および証明書更新が失敗しにくくなり接続信頼性が向上しました。[1]
- エクスプローラーの検索結果や詳細表示において、文字化けや表示の不整合を減らし、中国語や特殊な文字コードの視認性を高めました。[1]
- 特定の携帯電話事業者のプロファイル情報を更新し、モバイル回線接続の安定性を向上させました。[1]
追加・変更された機能
- Secure Bootに関して、Microsoftへ送信されるサービスデータを制限できるグループポリシーおよびMDM設定(LimitSecureBootRequiredServiceData)が追加されました。[1]
確認されている不具合・注意点
- OLEオートメーションを使用する一部のサードパーティ製アプリから、Microsoft Officeアプリや文書を開けない場合があります。[1]
- ごみ箱から単一のファイルを永久削除する際、確認画面に元のファイル名ではなく内部ファイル名が表示される現象が報告されています。[1]
- エクスプローラーを管理者権限で実行している場合、OneDriveのショートカットが反応しないなどの不具合が生じることがあります。[1]
影響を受ける可能性がある方
- 企業や学校などの組織で、IT管理者によって一括管理されているWindows 11 23H2端末を利用するユーザーが対象です。[1]
安全に確認できること
- 設定された更新ポリシーに従って、Windows UpdateやWSUSなどの配信チャネル経由で更新プログラムを自動適用してください。[1]
- 管理下の動的更新イメージを作成する場合は、インストールメディアにboot.stlファイルが含まれていることを事前に確認してください。[1]
いったん避けたいこと
- ごみ箱の削除確認で内部ファイル名が表示されても動作には影響しないため、無理にシステムファイルを削除や変更しないでください。[1]
用語をかんたんに説明
- BitLocker
- パソコン内のデータを暗号化して保護するWindowsの安全機能です。異常が検知されると回復キーの入力を求められます。
- Secure Boot
- パソコンの起動時に不正なソフトウェアが読み込まれないように保護するセキュリティの仕組みです。
- MDM
- 企業などで複数のパソコンやスマートフォンを一括して遠隔管理するためのシステムです。
参照元
確認日時:2026年8月31日 02:07(日本時間)