OSアップデート

macOS Tahoe 26.5.2におけるKernelやWebKitのセキュリティ脆弱性を修正

Appleは2026年6月29日にmacOS Tahoe 26.5.2を公開しました。このセキュリティアップデートでは、KernelやWebKitなどの主要システム部品において、アプリの不具合や悪意あるWebコンテンツによるシステム終了やメモリ改ざんの危険性を解消する重要な修正が行われています。

Macをお使いの方向けに、Appleから「macOS Tahoe 26.5.2」のセキュリティ修正情報が案内されました。この修正は、悪意のあるWebサイトの閲覧や不正なアプリの実行によって、システムが急に終了したり個人情報が漏えいしたりする問題を防ぐためのものです。お使いのMacの安全を保つため、更新の適用をおすすめします。

対象日2026-06-29

情報区分公式情報を確認

今回の要点

  • macOS Tahoe 26.5.2は2026年6月29日にリリースされ、システム基盤やWeb閲覧機能に関する複数のセキュリティ問題が解消されています。[1]
  • Kernel(カーネル)と呼ばれるシステムの心臓部において、不具合のあるアプリによるシステム異常終了やメモリ書き換えのリスクを防止しました。[1]
  • Safariの基盤であるWebKitの修正により、悪意のあるWebサイトを閲覧した際にシステムがクラッシュしたり情報が漏えいしたりする危険性を低減しました。[1]
  • 悪意あるWebサイトがクリップボードのデータを許可なく取得してしまう問題など、プライバシーに関わる不具合も改善されています。[1]

具体的に改善されたこと

  • Kernel(中核システム)で入力チェックを強化し、悪意あるアプリがシステムの強制終了やメモリ不正書き換えを引き起こすリスクを低減しました。[1]
  • WebKitでのメモリ管理と権限チェックを強化し、悪意あるWebコンテンツ閲覧時のSafariやプロセスの意図しないクラッシュを防ぎます。[1]
  • WebKit Storageの状態管理を改善し、悪意のあるWebサイトによってクリップボードのデータが勝手に読み取られる問題を修正しました。[1]
  • IOGPUFamilyにおける排他制御の問題を修正し、グラフィック処理を行うアプリが不意にシステムを停止させる不具合を解消しました。[1]

影響を受ける可能性がある方

  • MacでmacOS Tahoeを利用しており、Webサイトの閲覧や各種アプリケーションを日常的に利用しているすべての方が対象となります。[1]

安全に確認できること

  • システム設定のソフトウェアアップデート画面から最新のmacOS Tahoe 26.5.2へ更新を行い、セキュリティ状態を最新に保ちましょう。[1]

用語をかんたんに説明

Kernel(カーネル)
OSの最も基本となる中心部分で、パソコンの頭脳やメモリなどの機器全体を安全に管理する役割を持っています。
WebKit(ウェブキット)
SafariなどのブラウザでWebページを画面に正しく表示したり動かしたりするための表示エンジンです。
クリップボード
文字や画像をコピーしたときに、貼り付けるまでの間一時的に保存しておくパソコン内の領域です。

参照元

  1. 公式 Apple Support:About the security content of macOS Tahoe 26.5.2 – Apple Support

確認日時:2026年8月31日 02:07(日本時間)