OSアップデート

Windows 11 24H2/25H2でOffice連携アプリの起動不具合を修正するKB5101650が配信

MicrosoftはWindows 11 24H2/25H2向けにKB5101650を配信しました。本更新プログラムでは、Officeと連携する一部のアプリが起動しない不具合や、ゴミ箱でのファイル削除確認画面の表示問題を修正しています。また、セキュリティの強化やピクチャパスワードの新規登録停止なども行われています。

Windows 11 24H2/25H2をお使いの一般ユーザー向けに、2026年7月14日付けの月例更新プログラムKB5101650が公開されました。この更新では、前月の更新後に発生していたOffice連携アプリの起動障害やゴミ箱の表示異常といった不具合が解消されています。さらに、データ通信の安全性向上やセキュリティ機能の強化も実施されているため、通常のWindows Updateを通じて速やかに適用することが推奨されます。

対象日2026-07-14

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今回の要点

  • Office連携アプリの不具合修正: OLE Automationを使用してMicrosoft Officeと連携するサードパーティ製アプリが、起動や文書開く処理に失敗する不具合を解消しました。[1]
  • ゴミ箱の消去確認画面の表示改善: ファイルを永久削除する際の確認画面において、元のファイル名ではなく内部のファイル名が表示されてしまう現象を修正しました。[1]
  • ピクチャパスワードの新規設定廃止: 安全性向上のため画像を使ったパスワードの新規登録を終了し、今後はPINや生体認証の利用が推奨されています。[1]
  • セキュリティツールの更新と機能強化: Windows内部で使われる通信ツールcurlをバージョン8.21.0へ更新し、安全性を向上させました。[1]

具体的に改善されたこと

  • Office連携アプリの起動障害を解消: OLE Automationを介してMicrosoft Officeと連携するアプリが、Officeの起動やファイル閲覧に失敗していた問題を修正しました。[1]
  • ゴミ箱での削除確認表示を正常化: ファイルを永久に削除しようとする際、ダイアログに元の正しいファイル名が表示されない問題を修正しました。[1]
  • 安全な通信環境のためのセキュリティ強化: curlツールの更新やTDIトランスポートの規制強化、リモートデスクトップの証明書対応強化により安全性を高めました。[1]

追加・変更された機能

  • リモートデスクトップ接続におけるSHA-2のサポート: 信頼された送信元からのRDP接続に対してSHA-2証明書フィンガープリントへの対応を追加し、セキュリティを高めました。[1]

影響を受ける可能性がある方

  • Windows 11 24H2および25H2を使用している全一般ユーザー: Office連携アプリでの不具合やゴミ箱の不具合を抱えていたユーザーや、月例セキュリティ更新を適用する全ユーザーが対象です。[1]

安全に確認できること

  • Windows Updateによる自動更新の確認: 設定画面のWindows Updateから更新プログラムを確認し、KB5101650を適用して再起動を行ってください。[1]

いったん避けたいこと

  • サードパーティ製TDIトランスポートの未検証使用を避ける: 未登録のTDIトランスポートを使用するアプリは本更新適用後に動作しなくなる可能性があるため、手動で強行しないよう注意してください。[1]

用語をかんたんに説明

OLE Automation
別のアプリケーションを操作したりデータを共有したりするためのWindowsの技術仕組み。
セキュアブート
パソコンの起動時に不正なプログラムが実行されるのを防ぐセキュリティ機能。

参照元

  1. 公式 Microsoft Support:July 14, 2026—KB5101650 (OS Builds 26200.8870 and 26100.8875) | Microsoft Support

確認日時:2026年8月31日 02:07(日本時間)