OSアップデート

Windows 11 23H2でMDM証明書期限切れ時の信頼性向上やファイル履歴のネットワーク同期の改善が行われたセキュリティ更新プログラムKB5120240が配信開始

Microsoftは2026年8月11日、Windows 11 23H2向けにセキュリティ更新プログラムKB5120240を公開しました。MDM証明書の処理安定化やファイル履歴機能の改善が含まれます。

組織で管理されているパソコン端末などを対象とした2026年8月11日公開の累積更新プログラム(KB5120240)では、OSの安全性向上に加え複数の機能改修が実施されました。MDM(モバイルデバイス管理)証明書の期限切れ時における動作の安定化や、ネットワーク共有先へのファイル履歴バックアップ動作の修正、絵文字パネルでのGIF検索対応など、管理環境および日常利用の利便性を高める修正が行われています。

対象日2026-08-11

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今回の要点

  • 2026年8月11日にWindows 11 23H2向けのセキュリティ更新プログラムKB5120240(OSビルド 22631.7517)が公開されました。[1]
  • モバイルデバイス管理(MDM)の証明書が有効期限を迎えた際でも、端末が正常な動作を維持できるよう信頼性が向上しました。[1]
  • ファイル履歴機能を用いたSMBネットワーク共有への定期バックアップが、期待通りにアクセスおよびファイルコピーを実行できるように改善されました。[1]
  • 絵文字パネル(Windowsキー+ピリオド)においてGoogle Tenor APIの廃止に伴い、新たにGIPHYのサポートが追加されました。[1]

具体的に改善されたこと

  • MDM(モバイルデバイス管理)で管理されている端末において、管理証明書が期限切れになった場合でもデバイスが正常に動作し続けるよう安定性が向上しました。[1]
  • ファイル履歴機能を利用したSMBネットワーク共有へのバックアップにおいて、スケジュールの実行時に正しい場所へアクセスしファイルを複写できるよう修正されました。[1]
  • SolNet-Mobile向けのCOSAプロファイルが更新され、携帯電話通信事業者の最新設定に対応しました。[1]
  • 新しいセキュアブート証明書を自動受信できる対象デバイスのデータが強化され、配信対象の網羅性が向上しました。[1]

追加・変更された機能

  • 絵文字パネル(Windowsキーと「.」キーの同時押し)でアニメーション画像の検索サービスとしてGIPHYが利用できるようになりました。[1]

影響を受ける可能性がある方

  • Windows 11 23H2を導入しており、組織の管理者により管理設定が適用されている端末を利用しているユーザー。[1]
  • ネットワーク上の共有フォルダー(SMB)を保存先としてファイル履歴機能のバックアップを行っているユーザー。[1]

安全に確認できること

  • Windows UpdateやMicrosoft Update Catalogを利用して最新のセキュリティ更新プログラムを適用します。[1]
  • 既存のWindowsイメージへ更新を適用する際は、インストール用メディアにboot.stlファイルが含まれていることを事前に確認します。[1]

いったん避けたいこと

  • 更新作業中にパソコンの電源を切ったり、インターネット接続を切断したりすることは避けてください。[1]

用語をかんたんに説明

MDM(モバイルデバイス管理)
会社や学校などの組織が、所有するパソコンやスマートフォンを遠隔から一括して設定・管理する仕組みのことです。
SMBネットワーク共有
同じネットワークに接続された別のパソコンやサーバーとファイルやフォルダーを共有するための規格です。
セキュアブート
パソコンの起動時に不正なプログラムが勝手に動き出さないよう、信頼できるソフトウェアのみを読み込む安全機能です。

参照元

  1. 公式 Microsoft Support:August 11, 2026—KB5120240 (OS Build 22631.7517) | Microsoft Support

確認日時:2026年8月31日 02:08(日本時間)